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こんな技術も帽子作りにはあります。



こんばんは。

日に日に日没時間が早くなっていますね。

こんなに暑い最中ですが、また冬が来るのかと思うと憂鬱です。


冬までには平和な世界に戻っている事を心から願う今日この頃です。



さて、先日より帽子の型を作っています。

今日はこのような感じになっております。


材料は糊のついた固い芯です。

イギリスで勉強した時はバクラムと言っていましたが

日本ではバクラムと言うとこの固い芯とは少し違うものを指します。


東京で勉強をしていた時に何度か日本でいうバクラムを使って型を作ったこともありましたが、

バクラム自体が貴重でとても高価なものになってしまいました。


それからあまりバクラムを買えなくなり、型をつくることから遠ざかっていました。


それがイギリスの学校ではそれほど高価ではない

この糊の付いた固い芯を使用しての型づくりを教わった事がきっかけで、また型作りをするようになりました。


今回は冬に人気のベレー帽の少しサイズが小さい型が欲しくて型作りをしています。


この作業が地味に時間がかかります。一目一目チクチク芯を重ねて縫って行きます。

このチクチク作業のあとにはアイロンで形を整えながら重ねた芯を圧着していきます。

そしてさらに薄い生地で表面を整えて、石膏の様なものを何度か塗って固めて完成です。


んーまだまだ完成には少し時間がかかりそうです。


とこんな技術も帽子作りにはあるんですよ。


いろんな技術を使うところが帽子作りは奥が深くて楽しいのですが、

深すぎてすべてを網羅することは・・・難しいですね。

わたしも知らないことがまだまだたくさんあります。

↑只今、中はこんな感じになっています。



ではまた(^◇^)



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